[2004.12.29]
  iTMSと今後


 ▼DRM: 'end run on fair use'(p2pnet.net)【英語】
  http://p2pnet.net/story/3388/


 5年,10年とこの地をみてきて,結局なにもできないような人間は,殺してしまってよい。きちんとしたあしたを,作り上げよう。

quote:デジタル権利管理(DRM)はさらに複雑になっており,シリアル番号やプレイヤー上での情報を埋め込んでいる。それによって無効なコピーを阻害し,特定のプレイヤー以外を破壊する行為を行える。製品をリリースする側はユーザーがその規約に同意していると云うが,結果的にほかのコピープロテクトを使用した製品を購入する権利を奪っている。

 記事にもあるが,開けるためのドライバーがないなら,そのねじは誰も使わない。当然のことだ。開けることができ,閉めることもできるねじだからこそ,誰もが使う。iTunesとiPodでしか開けられないようなねじは,欠陥品である。どのドライバーでも開けられるようにするべきであるし,そうしないのなら存在価値はない。アップルがそれを提供しないのなら,ほかの人間が提供するだけだ。すでにhymnもあるし,FairKeysもあるし,iOpenerもあるし,JHymnもある( ,そのほとんどはDMCAを回避するため,ファイル内のユーザーキーについては削除せずに残している)。これらによって,iTMS(iTunes ミュージックストア)で購入した曲はいろんな音楽プレイヤーや携帯プレイヤーで再生できるようになって,やっと役に立つ存在になってきている。DVDビデオがDeCSS普及後に一般的になったように,iTMSはやっと生きる資格を得たと云っていい。

 ウェブページがなぜこれほどの興隆を極めているかの理由は簡単だ。すなわち,どのブラウザでも大差なくみられるからに尽きる。もちろん小さな個性はあって当然だが,基本的にはIEでしかみられない,ファイアフォックスでしかみられないというウェブページは,やはり欠陥品である。音楽ファイルでも動画ファイルでも,それは同じ。間口を狭めるだけにしか存在意味がない著作権なら,根本的にない方が世の中のためであり,これから生まれてくる多くの作品のためになる。iTMSの普及でそれをきちんと認識できた,2004年だった。

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